車検の度に10万円以上が消えていくなら払い過ぎかも
自動車を所有していると頭の痛い出費が二年に一度やってきます。
それが車検です。
どこも壊れてもいないし、調子もいいのに、何故あんなにお金がかかるのだろうと考えた事はありませんか?
実は車検は上手に受けるとそんなにお金はかかりません。
毎回、車検代に10万以上の費用が必要なら費用を払い過ぎているかもしれません。
走行距離が10万キロ近くなっていたり、3回目(新車から7年目)以降だともう少しかかると思いますがそれでも10万円以内で車検を通しています。

この差はどこから産まれるのか知りたくありませんか?
これを知ってれば、車検代は節約出来る!
車検費用が高い理由は大きく3つあります。
- 高い部品や整備費用を取る業者に依頼している
- 今しなくてもいい整備を一緒に受けている
- 無くてもいいサービスをセットで買っている
順番に説明して行きます。
高い部品や高い整備費用を取る業者に車検を依頼している
車検費用の内訳は法定費用と点検整備費用に大きく分ける事が出来ます。
重量税や自賠責保険といった法定費用はどこで受けても同じ金額ですが、点検整備費用は業者ごとに異なります。
関連記事:車検の法定費用とは?
車検は新車ディーラーや中古車店だけでなく、民間の整備工場、ガソリンスタンド、車検専門店など様々な場所で受けることが出来ます。
中でも新車ディーラーは部品は純正部品を使用しますし、整備費も高く設定されています。
全く同じ整備をしてもらっても価格が違うという事をまず知っておきましょう。
車検は受ける場所で費用が異なります。
今しなくてもいい整備を車検と一緒に受けている
車検の見積を取ると必ずといっていいほど、〇〇交換といった部品や消耗品の交換が載っています。
何も知らないとこの交換をしなければ車検には通らないと思いがちですが、消耗品の交換は車検には関係ありません。
ヘッドライトやブレーキランプが切れている、タイヤの溝が無くなっているなど道路を走る上で問題が発生する場合は修理や部品交換は必要ですが、そうでない場合は交換しなくても車検は通ります。
業者さんにすれば、車検で車を預けてもらうのですから、寿命が近い部品は一緒に交換して起きましょうという提案です。消耗品は余裕を持って交換する方が安全ですので間違ってはいません。
こういった消耗品の交換は予防整備といい、車を安全に使うには重要な事です。
しかし中には「次の車検まで持たないから」とまだまだ使える部品でも交換を勧めてくる業者さんも存在します。
もちろん来月、再来月当たりに寿命が来る部品なら車検と一緒に換えておこうとなりますが、まだ一年以上は使えるのに「2年持たない」という理由で交換するのはあまりにももったいないと言えます。
過剰な予防整備が車検代を高くしている一因と言えます。
関連記事:
無くてもいいサービスをセットで買っている
車検といえば、車検期間中の代車は利用した事がある方は多いと思います。
また自宅まで車を取りに来て、車検後届けてくれるサービスもあります。
実はこういったサービスは決して無料ではありません。
車の要らない日を選んで車検を受けることでこういった費用を節約出来ます。
「代車不要」とすることで車検代の割引を明記している業者さんも増えて来ました。
関連記事:そのオプションは無料じゃありません!
車検を安くしたいならまず比較する事がおススメ
ご紹介した車検代を高くしている3つのポイントを上手に使って車検代を安くする第一歩は車検費用を比較する事です。
- 比較する事で整備費用の高い安い
- 必要な交換と必要でない交換
- 代車や引取などのサービスの価格
が見えて来ます。
車検が近いからディーラーに持って行こうは間違っていませんが、その前に民間車検工場や車検専門店に見積を取ることをおススメします。
車検専門店にはインターネットで見積依頼できる業者もありますので、気軽に車検費用を比べる事が出来ますよ。