自賠責保険が9年ぶりに値下げへ
自賠責保険の保険料が2017年4月契約分より引き下げられます。
自賠責保険は購入時に加入、その後は車検時に更新手続きをとる仕組みになっています。
自賠責保険の保険料が安くなった分、当然車検費用も安くなります。
ユーザーとしては維持費の負担が軽くなりますので歓迎すべきニュースです。
自賠責の保険料はどうやって決まるのか?
道路を走る車やバイクには自賠責保険の加入が義務付けられています。
保険料は一定ではなく、我々が支払う保険料と事故などで支払われた保険金とのバランスで毎年見直しが行われます。
自動ブレーキなどの安全技術の普及で交通事故件数が減少し、保険金の支払いも減少し、収支が改善した。保険料負担者に還元するため、保険料の引き下げが決定したということです。
近年では
- 2008年度 引き下げ
- 2009年度 据え置き
- 2010年度 据え置き
- 2011年度 引き上げ
- 2012年度 据え置き
- 2013年度 引き上げ
- 2014年度 据え置き
- 2015年度 据え置き
- 2016年度 据え置き
と推移しており、2017年の引き下げは9年ぶりとなります。
自賠責保険、今回の値下がり幅は?
今回の値下がり幅は約7%です。
普通車で約2,000円引き下げになります。
現行保険料 | 新保険料 | 差額 | |
普通自動車(24ヶ月) | 27,840円 | 25,830円 | △2,010円 |
軽自動車(24ヶ月) | 26,370円 | 25,070円 | △1,300円 |
念のため車検時には保険料を確認しましょう
4月以降に車検を通すひとは新保険料になりますので、見積書で金額をしっかり確認しましょう。まず間違いはないと思いますが、念のためです。
3月以前に車検を受ける方は現行保険料での負担になります。
管理人もそうなのですが、次回車検まで保険料が値上がりしないことを祈るばかりです。