車検費用ってクレジットカードで払えないの?
- まとまったお金を持ち歩く必要がない
- 追加費用があった時でも柔軟に対応が可能
- 手持ちの現金は置いておきたい。
- 車検費用は次の給料から捻出するのでとりあえずカードで
- 高額な買い物のため、カードで払うとポイントでの還元が大きい
など、ユーザー側からすれば車検費用をクレジットカードで清算するメリットは多くあるため、クレジットカード清算を希望するユーザーは決して少なくありません。
そういった市場の声を受けて、クレジットカード清算が出来る業者さんは年々増えているように感じます。
しかしながら、まだ一般的とは言えませんので、見積もり時にクレジットカード利用が可能かどうかの確認が必要です。
業者側にデメリットが多い車検のクレジット清算
実は私たちにとってメリットの多いクレジットカード清算ですが業者さんにとってはデメリットも多いのです。
手数料の問題
クレジットカードには利用手数料がかかります。
これは通常、物を売る側、サービスを提供する側が負担しています。
手数料率は個々の契約やカードの利用総額で異なりますが、5%から8%といったところが相場ではないでしょうか。
物を売る側からすれば、出来れば利益は多い方がいいのは当然です。
そのため、手数料負担が発生するクレジットカードは歓迎したくないというのが本音でしょう。
しかし、これは業者が現金客とカード払い客を差別することになり「クレジットカード加盟店規約」違反です。
法定費用の問題
上の手数料と大きく関係しますが、車検費用には自動車税、自賠責保険など法律で決まっている費用が含まれます。
この費用はどこで車検を受けても変わりません。
業者さんからすれば、我々から預かって、行政と損害保険会社に支払うだけです。
右から左へ通過するだけの費用です。1円の利益もありません。
つまりこのような利益のない売上にもカード清算の手数料が発生します。
業者さんからみれば、この部分は赤字になってしまいます。
しかしながら自動車税のクレジットカード納付が可能な行政機関が増えています。(数百円手数料が必要。)
自動車保険の保険料もクレジットカード払いは珍しいことではありません。
現状、自動車屋さん、業者さん個々では難しい問題ですが、環境が整えば、法定費用のカード払いは解決するのではないでしょうか?
カードOKを謳い文句にしている業者さんを探そう
そういった中でカード払いを歓迎の業者さんもあります。
大手ディーラーでは、系列カードなら利用可としているケースが一般的です。(トヨタならTS3カード、日産なら日産カードなど)
特に車検専門店では、車検費用のクレジットカード払いOKな業者さんが増えています。
特にインターネット集客に熱心な業者さんは、クレジットカード清算に積極的な傾向があります。
わざわざ問い合わせなくてもカード払いOKな業者さんはホームページに明記してあります。
確認してみてください。
カード払いでも比べよう!
車検費用をカード払いしたい場合は、カード払いが出来る業者さんを探しましょう。
カード払いがOKの業者さんはホームページに記載している事が多いので事前にチェックして見ましょう。(記載が無いところはおそらく扱いが無いと考えて良いでしょう)
今、手持ちがないからという方は、「カードOKならそれでいいや」と決めてしまう傾向があります。
車検費用をクレジットカードで払うことは何も悪いことではありません。
でも「支払い方法だけで決めたら、なんか割高だった!」なんてことになる場合も。
カード払いが条件ならカード払いを前提に費用や内容を比べてから車検を依頼しましょう。